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  1. Apr 2025
    1. アレニウスの定義、ブレンステッド=ローリーの定義、ルイスの定義と拡張してきたので、結局大学生になったらルイスの定義で全てを済ませればいいのかというとそういうものでもないようです。多くの場合はブレンステッド=ローリーの定義によって化学反応を理解し、その定義に収まらない化学反応に関してはルイスの定義で理解するというスタンスみたいですね。 (特に水溶液系では)ブレンステッド・ローリーの定義は今でも大切です。そもそもルイスによる定義はプロトンが関与しないので,pH(水素イオン濃度)で酸の強さを表すことができず,それだけを考えても不便です。ですから概念としてはルイスで統一できたとしても,ブレンステッド・ローリーが使える範疇ではこちらを使うというのが実際です。